美容室からの質問 | 一読のすすめ
VIGUSIウルフォフに配合する活性ケラチンとVIGUSIPLEXに配合するファイバーハンスのプレックス成分を一つにした製品がないのはなぜか?他ブランドには、あると思うのですが!という質問です。
混合が可能と活性が担保されるのは別
製品処方は様々なアプローチがあるのでスピリッツの考え方として記載します。
- VIGUSIウルフォフに配合する活性ケラチン
『pH5.5付近以下で凝集』する。 - VIGUSIPLEXに配合するプレックス成分
『製品の安定』としてpH4.5付近が必要です。
経時的にも有効性を担保出来る製品化
製品の経時的な有効性を担保する選択として、2製品に分けて製品化しています。混合できても『サロンが使用する頃』にどうなんだ!ということです。
製品化にはpHも重要
混合出来ることと経時的な有効性は別です。例えば、A成分とB成分とC成分等々を混合できるとプロモしやすい。ですが、有効性が経時的に担保されるかの観点はより重要です。+していく製品化も良いですが混合しない選択も大切なこともある。2025年に向けたスピリッツの製品も、上記一連を検討しています。機能成分が多いから良いとは限らない。成分の有効性の知見は『原料会社の知見』レベルもあります。