ヘアオイルの選び方と特性について
ヘアオイルは手軽なヘアケアアイテムです。製品選びの参考にしてください。
ヘアオイルを選ぶ前の基本
SNS(動画を含む)は、ステルスプロモーションの側面が強い。かつ、製品の使い方や特徴を全て網羅しているわけではありません。ヘアオイル製品には、製品個々の使用法があります。他のタイプよりシビアです。一般論的な「おすすめの使用法」はないと思います。
SNS情報ではなく、公式サイトの解説が第一歩です。
ヘアオイルの注意点
- ヘアオイルを使用した日は必ずシャンプー
- 日常的に使用する場合は2種類のシャンプーが必要なこともある
- ヘアオイルの利便性とコストパフォーマンスの注意点
ヘアオイルを選ぶ前に、理解しておきましょう。

ヘアオイルを使用した日は必ずシャンプーをする
ヘアオイル使用日はシャンプーで洗い流すことをお勧めします。
これは、オイルの付着性と酸化、そして空気中の浮遊物の付着と酸化物の除去のためです。オイルは瞬時に髪に付着する特性があります。
オイルのベタつきは、必要以上の油分が瞬時に付着する現象です。
また、オイルは空気中の浮遊物も瞬時に吸着し、髪に付着させる可能性があります。
酸化の程度は使用する原料によって異なりますが、成分表示だけでは判断できません。そのため、シャンプーで洗い流すことを推奨します。
日常的に使用 | 2種類のシャンプーが必要かも
月に一度は洗浄力の高いシャンプーでリセットもおすすめです。
成分によっては週に一度のリセットが必要な場合もあります。これは、成分の蓄積による悪影響を防ぐためです。ただし、エルカラクトンのように、適度な蓄積が持続的なケア効果をもたらす成分もあります。
一方、ウォータープルーフ化粧品に使われるオイルを主成分とする製品は、蓄積による悪影響が懸念されます。
日常のメインシャンプーは、好みに合わせて問題ありません。
ヘアオイルの利便性とコストパフォーマンス
ヘアオイルの利便性は、いつでも、どこでも使用可能なこと。
ボトルの容量は小さい方が携帯に便利です。
エキスタイプは、ボトルも小さくコストパフォーマンスに優れてる可能性がある。一見、高額に感じても使用量が極めて少なくても機能する。(大容量で安価な製品が必ずしもコストパフォーマンスが良いとは限りません。揮発性オイルベースは、一般に使用量が多く必要となる。なので、ポンプ式容器の製品が多い。
コストパフォーマンスの例
揮発性溶剤タイプ250mlで3,000円、エキスタイプ60mlで3,500円の製品があるとします。
どちらの製品も仕上がりに満足できる場合、どちらがコストパフォーマンスに優れているでしょうか?
価格と容量には大きな差がありますが、使用量が異なるため、一概には判断できません。
この例は、使用量によってコストパフォーマンスが大きく変わることを示しています。
ヘアオイル製品のタイプ別の特性
- ヘアオイルの主なタイプとコストパフォーマンス
- エステル型エキス
- ボタニカル型エキス
- 揮発性溶剤主剤タイプとエキスタイプ
- 毛先からつける使用方法は製品による
ここでは、ヘアオイル製品の種類と特性について解説します。
ヘアオイルの主なタイプとコストパフォーマンス
ヘアオイルは、大きく分けて揮発性溶剤主剤タイプとエキスタイプがあります。
- 揮発性溶剤主剤タイプ
揮発性溶剤をベースとしたヘアオイルは、大容量の製品(ポンプ式ボトルなど)が多く、使用量も多めになる傾向があります。「毛先から塗布する」「毛先を両手で包み込む」といった使用方法は、髪に残るオイルが少なくなることからの推奨ではないか。 - エキスタイプと準エキスタイプ
手に取ったオイルがそのまま髪に残るため、少量で十分な効果が得られます。両手に広げ、髪の内側からなじませ、最後に表面を軽く整えるのがおすすめです。
上記は使用量の違いをしめし、かつ使用法も違うことも示します。何よりコストパフォーマンスは、価格と容量では判らないことを示します。
エステル型エキスタイプ
少量使用で機能するタイプ。
- VIGUSIオイル:カラム吸着精製エステルを主成分とし、エルカラクトンを配合。少量の揮発性成分を含むエキスタイプ。
- 主成分のエステル:ミリスチン酸PPG-3ベンジルエーテルは、シリコーンよりも優れた滑らかさと輝きを与えます。一般的なシャンプーで洗い流せ、エルカラクトンが持続的に質感を向上させます。
- 香料:配合されていますが、マスキング目的ではありません。
- 外資系原料メーカーの機能性成分を配合。
「残るべき成分:エルカラクトン」と「一時的な成分:乳化しやすいエステルはシャンプーで流れ落ちる」で構成されたヘアオイルです。主成分には高価で高品質カラム吸着精製エステルを使用。/p> :
ボタニカル型エキスタイプ
極めて少量使用で機能するタイプ。
- ボタニカル:不乾性油に分類されるカラム吸着精製植物油が主成分。ボタニカルとして、酸化しにくく、匂い、酸化、加水分解に強いのが特徴です。
- PROIL:カラム吸着精製ボタニカルのエキスタイプ。マスキング(香料)が不要なボタニカルヘアオイルです。
- 抗酸化:ボタニカルアスタキサンチン、天然型VE、コメ胚芽油を配合。
- アミノ酸:毛髪補修成分。
ザ・ボタニカルへアアオイル
揮発性オイルが主剤タイプ
使用量が比較的多く必要(ブランドによる。
- 揮発性溶剤主剤:髪に残るオイルを揮発性ベースオイルに分散させたタイプです。使用量は多くなる可能性があります。
時間経過とともに髪に残るオイル成分が少なくなる可能性。使用直後は良い感触でも、時間が経つと物足りなくなる経験ありませんか?髪に残るはずのオイルが揮発するからです。使用量は製品によって異なりますが、エキスタイプとは比較できないほど多く必要なことも!
良い点は、オイルが一箇所に集中して付着しにくい。ですが、処方(揮発しないオイルの質と量)と髪質において、数分後に上記マーカーがあるのです。
製品選択の目安
製品はさまざま。なので目安判断です。
- 毛髪が多くてパサつき、うねりる
エキスタイプの選択から。ドロップエッジの様なジェルミルクが、もっともおすすめです。 - もともと落ち着いた髪で毛量は普通程度でパサつく
揮発オイルがベースタイプ(製品によりオイルの残存性は違う)。あるいは、VIGUSIのミスト2種のいづれか。
SNSのヘアオイル情報【注意点】
SNSでヘアオイルの使い方として「毛先からしっかり」「挟み込む」解説や、「握りしめる」ような使用方法を見かけます。 これは、揮発性溶剤をベースオイルとする製品の場合、揮発後に残るオイルの量が関係していると考えられます。
- ヘアオイルに共通する良い質感のアプローチ方法はないです。製品ごとに全く違います。
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SNS動画の使用法にありがち
ステルスマーケティング、インフルエンサーマーケティングも多いです。例えば、使い方などを一般化するのは、良いとは言えないです。
ヘアオイルで良い質感を得るための使用方法
- 手に取り、両手に広げます。
- 髪のバックの内側から、シャンプー時の動きのように払う感じで塗布します。
- 髪表面や前髪は手に残る程度量(ほとんど残っていない)程度でも十分なことも多い。
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オイルの特性は「瞬時の付着性」です。均一・分散塗布することで、髪全体が美しく仕上がります。
オイルが「【たまる】」とは、一箇所に集中して付着する現象です。 製品によっては、毛先を握ったり撫でつけたりする使用方法では、ウェット感やベタつき感、不要な束感が出てしまうことがあります。
使い方の詳細
- 毛先のパサつきが気になる場合は、上記1と2の後に、毛先に少量を重ねて塗布します。 (毛先対策は後から調整する方が、より良い質感をコントロールしやすくなります。)
- ヘアオイルの種類によっては、顔周りの髪(毛量が少ない)には付けず、最後に全体を馴染ませる程度で十分な場合もあります。
- 揮発性溶剤ベースのヘアオイルでも、同様の使用方法で良い質感を得られます。ただし、全体量は多めに必要です。
- 髪が健康な箇所には控えめに塗布するのが良い場合が多いですが、目的によって調整してください。
- オイルは水に浮く性質があるため、タオルドライ後のウエット毛に使用すると、分散塗布でき、使用感が向上します。
本来ミスト状洗い流さないトリートメントの補助
もちろん、ヘアオイル単体で使用しても効果は得られますが、より良い質感を求める。
- 最も優れた使用方法:毛髪内部のケアに効果的なミスト状洗い流さないトリートメントを使用した後に、ヘアオイルを重ねることで、好みの質感とケア効果を得やすくなります。
- そもそもオイルにはpHがありません。髪には等電点があり、毛髪ケラチンの強度安定概念として認識されています。ヘアオイルは補助的に使用するのが本来の目的であり、おすすめです。
ヘアオイルの本質から一般的な選び方や特徴を解説しました。