髪小舞ボンディングプレックスでブリーチの実験
毛髪破断強度を高めサロン施術の幅を広げる。ヘアトリートメントの内部ケアとしても毛髪破断強度を高める。ボンディングプレックスあるいはプレックス処理剤といいます。髪小舞プレックスの特徴は『しなやかに破断強度をたかめる』です。硬さになるタイプのプレックスが、一見効果的と感じますが、『感じと効果は別』です。
新しいテクノロジーのボンディングプレックス
実験の成分は、米国アシュランド社の毛髪用ボンディングプレックスです。髪小舞は極めて高濃度で製品化したサロン専用の処理剤です。日本人毛髪にも向いてるタイプで、ケアブリーチ、ケアカラー、ケアパーマやトリートメントして活用します。
髪小舞プレックスの使用方法
- 剤に添加して施術する(日本のレギュレーション上の制約あり)
- 精製水希釈にて用事調整し噴霧による施術
海外を含めたSNS動画等で、剤に添加する使用が見受けられます。髪小舞も効果的です。しかし、添加使用の場合、「添加した剤の使い切るまでの時間」が重要になります。髪小舞に限らず、添加使用を安易にすると効果的な使用に至らない可能性もあります。重要
具体的使用への考察
ボンディングプレックスは髪小舞に限らず、剤に添加使用する場合、添加した剤の使い切るまでの時間(髪に塗布した後の放置時間ではなく)が問題になる可能鵜性があります。
確実性を求めるとき「髪に噴霧して施術に入る」のが良いでしょう。*ボンディングプレックス成分は、大区分としてアルカリタイプ・酸性タイプやアンモニウム塩タイプやシリコーンベースなどがあります。ので、注意が必要です。
パーマ
- パーマを水巻にてワイディング→ワイディング終了→1剤にプレックス添加→塗布→放置時間→流す→2剤→流す/効果的使用法
- プレックス希釈液を毛髪全体にしっかり噴霧→ワイディング(ワイディングローションとしても可)→1剤塗布→放置時間→流す→2剤→流す/効果的使用法
- パーマ1剤に添加してワイディング(つけ巻き)→1剤塗布→放置時間→流す→2剤→流す/アンダーライン部の時間がどの程度かかるかによる。
ブリーチ
髪小舞プレックスでブリーチ【ボンディングプレックでホワイトブリーチ】
ヘアカラー
- カラー剤への添加使用→添加した剤の使いきる時間(塗布する時間)がとわれます。ので、プレックス成分を噴霧して使うのが確実性があります。
プレックス希釈液噴霧→カラー剤塗布→放置→シャンプー
*VIGUSIPLEXは、ヘアカラーの前処理と後処理にもおすすめです。サロン処理剤レベルの洗い流さないトリートメントのプレックス製品です。滑り性が操作性をたかめます。
ボンディングプレックス髪小舞の実験
- 画像は、局法30%OXYにての実験
- 上画像が噴霧なし・・・・・・毛先溶けています。
- 下画像が噴霧(高濃度にて)・・・毛先までストレート。
- 結果は歴然です。
補足
- ブリーチ後、ドライヤーで乾かしただけのもの(作為的にブローやアイロンはしていません。そのためウィッグ独特のクセは残ります。)
- ウィッグでの実験です。人の髪はアイロンの使用や様々な履歴があります。よって、OXY%の検討や『施術しないほうが良い』 などの見取りは必要です。
- 髪小舞希釈液はダメージ大部位は【濡れる】レベルに噴霧jします。
- 今回の実験では、髪小舞希釈液噴霧し、さらにブリーチ1剤+2剤の混合にも添加しています。30OXYですから!!
- 使用するブリーチ剤は、プレックスタイプを使用しています。
VIGUSIPLEXと髪小舞の使い分け
先端のプレックス成分は、VIGUSIPLEXと髪小舞に使用。VIGUSIPLEXは洗い流さないトリートメントですが、サロン処理剤レベルのプレックス濃度です。
- VIGUSIPLEXは、カラーなら前処理剤や仕上げ剤(後処理)として髪小舞より滑り性がある分使いやすい。
- ブリーチ、パーマ、矯正、デジタルパーマの前処理は髪小舞にて。滑り性が確保できない場合は、VIGUSIPLEXをかぶせても良い。